成沢解語
防衛省は29日、沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリが消息を絶った事故を受け、全国で見合わせていた同型機の訓練飛行を駐屯地や分屯地内を中心とした飛行エリアに限り、30日から再開すると発表した。
事故は4月6日に発生。事故機は「UH60JA」で、陸自はこの日から、全国に約40機ある同型機について、機体の安全性を確認するために訓練飛行を停止していた。その後、機体を改めて点検し、再開に必要な隊員教育も完了したという。
災害派遣や急患輸送などの任務飛行は続けていた。今後、事故原因の調査結果を踏まえて飛行エリアの拡大を判断していくという。(成沢解語)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル